2019年のこと。2020年のこと。
今年ももう10日以上過ぎましたが、はてなさんからブログ開設から1年経過しましたよー的なメールが来たので、なんとなく去年の振り返りと、今年のことを書いてみようかなと。
自分的にはめずらしく、自分のことを書いてみようかなと思ったのですが、備忘録というか、ぼんやりと来年見直したら面白いかなと思って。
数値的な目標とかは書いても達成できないと思うので(根性がないので)、今思ってることをつらつら書いてみます。
完全に個人の感想なので、面白くもなんともありません。
ひきこもり状態からちょっと顔を出した
2018年以前は、いろんな意味で完全に引きこもっていて、SNSも苦手というか、毛嫌いしてたというか、アカウントも作らず ROM だけしてました。
でも、2019年に入ってからなんとなく外向きの気分になってきたので、地元の方々の集まり的なところからはじまり、のんくらセミナーの懇親会などで、色々な方たちとお会いすることができました。
のんくらセミナーの講師でもある a-ki さん(@akisfactory)や熊本の koka さん(@koka_affi)、古参ブロガーの ayan さん(@warashibe)、オレンジさん(@orangesky1978)などなど、書ききれませんがそれまでブログや Twitter を通して遠目で見るだけだったの方たちに直にお会いできたのは、とてもうれしい体験でした。
各セミナーの懇親会を機に Twitter でつながってくれた方たちも、いまだに自分のどうでもいいようなつぶやきに「いいね」をくれたりして、ありがたいです。
2019年はのんくらフィーバーの年
2018年の終わりに、のんくら本(略称「Google AdSence 何ちゃらの書」)を購入して以降、いわゆる「のんくら式」で新たなサイトを作ることばかり考えていました。
以前の記事にも書いたかもしれませんが、のんくらさん(@matari39)のことはもうずいぶん前から Twitter で追っかけていたり、運営ブログやサイトをみて、すごいなー、こんな風にサイト作ったり、運営できたらなーと思っていました。
しかし、書籍で出版されたことで、そのノウハウをまとまった形でが見ることができるようにんり、興奮してたのではないかと思います。
とはいえ、もしかしたら他の多くの人もそうだと思いますが、まずテーマ選定で悩んでばかりで、なかなか進まなかったりもしてました。
その後、のんくらさんがフォローアップセミナーを開いてくれることになったのを機に、思い切って声をかけてみたところ、縁あってライター経験もさせていただけるなど、幸運にも恵まれました。
のんくらセミナーには地元札幌と沖縄、仙台と3か所に参加させてもらいましたが、知れば知るほどテーマ選びの問題に返ってきてしまいましたね。
今もまだテーマ選定には頭を悩ましているところです。
のんくらさんに教えてもらったことは多く、とても書ききれませんが、アフィリにもまだ希望があるということについて、力強く教えてくれたことには感謝しています。
器用な人は SNS や Youtube など、他の稼ぎ方へどんどん移っていると思いますが、やっぱり自分にはアフィリやブログといったメディアが性に合っている気がしますので、これはとても大きかったかな。
なお、人生初の沖縄、十年以上ぶりの仙台と、飛行機自体に乗るのも本当に久しぶりだったのですが、どこも観光らしいことはできなかったので、ちょっと残念でした。
全然サイトの更新はしなかった
そんなわけで、あちこち飛び回ったりしてたので、メインサイトは年に数記事しか更新してませんでした。(そう、単なる言い訳です)
放置状態でも途中で結構上がってくれたので、なんとなく他のことにばかり目が行っていたのですが、やっぱりアプデで収益は下がり、さらには固定費も解除されたりして、ちょっと切ない感じにはなりました。
年の終わりにはトータルのアクセスは減ったものの、変な上がり方ですがCVページが上がってくれたおかげか、A8くんに手を合わせているおかげかで、ありがたいことに収益は少し持ち直した感じです。
今年やろうかと思ってること
メインサイトは全然手を付けていませんでしたが、一応バックグラウンドではリサーチなどは色々とやってはいました。記事にはあんまり反映してはいませんでしたが。(結局は意味ナシ)
また、何年振りかに SIRIUS を引っ張り出してきて、のんくら式の HTML サイトを3つくらい作ってみました。
が、そのうち2つはセミナー受けてから、やっぱりこれマネタイズ的にも、予算的にも全然ダメじゃない?ってなって、トップを作っただけで放置してました。
それから、これらのサイトは準地域系(?)といった感じのサイトなのですが、地元だとコアラ( @suzukidesu_com)さんのような、ウオールマリアばりの巨大な壁がいくつもそびえたっているため、やる気がでなかったというのもあります。
でも、なんとなく思い直して、今年はダメもとである程度形にしてみることにしました。その2つのサイトはテーマが結構かぶっているので、1つは潰して、1つだけに絞ろうかなと思ってます。
残りの1つはすでに10記事くらいアップしてあるのですが、全然アクセスがないですね。まあ、こちらも結局地域系なんで、ぼちぼちな感じで運営していくつもりです。
おしまい
今年は、去年とは裏腹(?)に年末年始のお休みは、なんかのスイッチが入ったかのように、自分としてはたまっていた宿題をこなしてました。こんなに休めるの今だけだ!って感じで。
なので、正月開けたら息切れして終わりかな?とも思っていたのですが、この3連休もそれなりに手は動いています。
今のところ割と楽しく作業できているので、引き続きマイペースにやっていこうと思ってはいます。
おしまい。
のんくらセミナーに3回も参加したけど充実していた話
今年、2019年は「Google AdSenceフォローアップセミナー」(正式名称「のんくらセミナー」)に計3回参加してきました。
場所は、札幌(2月)・沖縄(5月)・仙台(11月)の3か所。私よりも、もっと参加回数が多い方もいますが、本当にたくさんのことを学ばせていただいたので、お礼の気持ちを込めて、その感想を書いていきたいと思います。
「のんくらセミナー」の講師陣
「のんくらセミナー」の講師陣は、もちろん「Google AdSenceマネタイズの教科書」を書かれた3名の方々です。
ただ、場所の関係等もあり、残念ながら、すべての会場で3名のお話を聞くことはできませんでした。
私が参加したセミナーでは、札幌は3名全員(石田さんはリモートで参加)、沖縄と仙台はのんくらさんのみでした。
石田さん
札幌では、リモートセッションで参加されました。
石田さんは、本の中でもAdSenceのマネタイズ部分を担当されていますが、セミナーでもAdSence広告の選び方や張り方などについて講義をしてくれました。
石田さんは、元々GoogleやYahoo!にいた方だけあり、さすがエキスパートといった感じ。実際のサイトで実施した改善策で、どのような効果があったのか、を具体的な数字を挙げながら説明してくれました。
のんくらさんも、沖縄や仙台のセミナーで、石田さんのパートはマネタイズには重要なのでよく読むことを推奨されていました。
a-kiさん
ギターのアイコンのa-kiさんは、「オーソリティーサイト」の権威として有名です。セミナーでも、いかにサイトをオーソリティー化させるか、という観点から独自の見解を詳しく説明してくれました。
昔a-kiさんが出版されたKindle本「情報サイトでオーソリティーを目指そう!: 10年先も生き残る安定志向のサイト構築論」も、発売してわりとすぐに購入して愛読していたので、直接話を聞ける機会があるとは思っておらず、とても感激しました。
セミナーでは、本の内容をさらに進化させた内容で、なるほどとうなづくことも多かったです。特に普段マネタイズを重視して動いていくことが多いブロガーやアフィリエイターにとっては非常に考えさせられる内容です。
Twitterではおちゃらけていることも多いですが、懇親会でお話させていただいた印象では、実際のa-kiさんは紳士的であると同時に、熱いハートも持っている方のように感じました。
のんくらさん
のんくらさんは、普段Twitterでは飯テロばかりしていますし、関西人なのでセミナー中も受け狙いのボケをちょくちょくかましてきますが、アフィリエイトサイトへかける熱い思いを、まるでスポーツのコーチのようにふんだんに伝えてくれました。
沖縄と仙台はのんくらさんオンリーの講義でしたが、どちらも実に密度の濃い3時間でしたね。特に仙台は、3回の中で一番ノリノリだったような気がします(笑)。
のんくらさんは、本は幹、セミナーは枝葉、といった感じで説明されていましたが、セミナーで語られた枝葉の中にも幹と枝葉があって、その幹がすごく重要だなと個人的には感じています。
ある意味、このセミナーで話された幹の部分が特にマネタイズには重要で、その内容を本の内容にフィードバックしていくことによって、始めて「のんくら式」のサイトの作成が可能になる、のではないかと思うくらいです。
と、もうセミナーの開催は終わってしまったので、参加できないセミナーの話を意味深に書くのは、参加できない方には申し訳ないのですが。
元になる情報は札幌から変わっては居ませんでしたが、沖縄ではそこからより発展させた内容、仙台では2019年を通してさらに試行してきた内容なんかをふんだんに共有してくれたので、どちらも行ってよかったなと感じています。
また、セミナー後、時間がたって忘れていることも多かったので、メモした内容なんかを見返すと、マインドがリセットされるので、後々でも非常に役に立っています。
質疑応答
質疑応答は、その時でアフィリエイト界隈でトピックになっている質問が多かったように思います。数や内容からいっても沖縄が一番充実していたような気がします。
ちなみに、仙台で「アフィリエイト以外でネットビジネスするとしたら、何をしますか?」と質問したのですが、「わさび栽培」と言ってました。それ、ネットビジネスじゃないし(笑)。
まとめ
講師の方はそれぞれ得意分野について話をしてくれましたが、長くサイトを運営されたり、稼ぎ続けられている人だからこそ出てくる言葉には、非常に深いですね。
特にのんくらさんからは、色々と励ましの言葉をかけてもらうなど、与えてもらったものは本当に大きいなと感じており、非常に感謝しています。
Twitterでも書いていましたが、今度はワークショップやる!と言ってくれていたので、ぜひそれまでにもう少しスキルアップしておきたいですね。
ちょっと個人的な話になってしまいますが、実は今年に入るまで他のアフィリエイターやブロガーとお会いする機会は全くありませんでした。
でも、セミナーの懇親会でお会いした方々にも、その後Twitterでつながってもらえたりと、非常に世界が広がった一年でした。
SNSとかあまり得意ではないのと、最近は通勤時などのスキマ時間もYoutubeに費やすことが多かったので、Twitterもあまり見ていなかったのですが、それでもたまに書き込むと「いいね」してくれる方がいて、ありがたい限りです。
最後に、のんくらさんを始めとするセミナー講師の方々と今年お会いしたすべてのみなさんに深い感謝を込めて、2019年の締めくくりにしたいと思います。
アフィリエイトやブログは来年も厳しい状況が続くと思いますが、2020年が皆さんにとってよい年になりますように。
GoogleAdSenceマネタイズの教科書[完全版]の書評
「花よりブログ」を何度も熟読しては、いつかはこんな風にサイトを作りたい・・・、と思っていた、数年越しのファンである「のんくら」さんの著書『GoogleAdSenceマネタイズの教科書[完全版]』(いわゆる「のんくら本」)が出版されたので、今じっくり勉強しています。
のんくらさんは、これまでもいくつかのセミナーやワークショップなどで講師をされていましたが、クローズドで行われていたことが多かったため、参加された方の記事を読みながら、指をくわえて見ているしかありませんでした。
しかし、今回この本が出版されたことにより、のんくらさんのノウハウを詳しく学ぶことができ、とても感謝しています。
実際にその内容の良さから、昨年11月に出版してから1か月以上、日本各地で売り切れ続出の状態になってしまい、1月現在ですでに第五版までになっているようですね。
書評的なものはあまり書いたことがないのですが、のんくらさんを始めとする、著者の方々への感謝の意味を込めて、自分が思うところをまとめてみました。
のんくら本で学べること
のんくら本の特徴を一言でいうと、タイトルではなく、本の帯に書かれている「10年先も安定して稼ぎ続ける王道」が学べる点です。
単にブログやサイトのマネタイズ方法でなく、「長期に渡り安定して収入を得る」ことに特化しているところが大きなポイントです。
これから先10年間安定させるとなると、「完全放置」とはいかないと思いますが、後からほとんど手を入れなくても稼ぎ続けられるノウハウを学べることは間違いありません。
具体的には、10年後も安定して収入を得られるサイトを構築するための、以下のような情報を知ることができます。
テーマに関しては、のんくらさんは以前から Twitter などでもよくつぶやいてくれているので、そういったところでもヒントを得ることはできますが、サイト構成に関しては、この本からの情報が非常に参考になりました。
10年間も安定して稼ぐことは本当に可能か?
のんくらさんや同じ著者である a-ki さんが信用されている理由としては、長年安定して稼ぎ続けている実績の持ち主であるというバックグラウンドがあるから、と言えます。
しかし、それに対して、実際に本当に10年も安定して稼ぐことなんてできるのか?という否定的な意見もネット上には見られるようです。
確かに、今から10年前に作成したサイトとなると、2008~2009年以前に作られたサイトということになります。その中で、今も生き残っているサイトは、確かに多くはないでしょう。
それでも個人的にのんくらさんを信用しているのは、自分自身が運営歴10年弱のAdSence サイトを持っているからです。このサイトは、初めて作成した AdSence サイトで、趣味レベルのものです。
テーマからサイト構成に至るまで、のんくら本で提示されているノウハウとは対極にあるもので、自分自身も数年で消えることを覚悟の上で放置していたのですが、なぜか今でもある程度のアクセスがあり、AdSence の収益も極端に落ちることなく続いています。
もちろん、収益は微々たるものですが、月ごとの報酬はお小遣いレベルであっても、これまでの収益をすべて合算すると7桁には達します。
ですから、プロがテーマ選定からサイト構成までしっかりと計画を立てて作りさえすれば、月50万を安定的に稼ぐサイトを作ることは可能だと思っています。
余談ですが、このサイトがなければ、自分は今も細々とでも、アフィリエイトを続けていることはなかったと思いますので、今も誰かの役に立てていることも含め、とてもありがたく思っています。
あと、もしかしたら、アフィリエイトに関してそんな長いキャリアを持っているならすごい儲けてるのでは?と思われる方が1人くらいはいるかもしれませんので、念のために書いておきますが、その後は迷走しつづけていて、ノウハウも含めて、特に語れることは全然ありません・・・。
のんくら本は初心者向きではないと思う理由
こちらも色々な方が言及されているので、今更ですが、個人的にも「のんくら本」は初心者向けの本ではないと思います。
その理由をいくつか挙げると、以下のようなものがあります。
- テーマ選定やキーワード選定の詳しい方法についてまでは書かれていない
- サイト構成や AdSence の配置なども実際に一度もやったことがないと、理解のハードルが高い
上に書いたように、単にブログやサイトの作成方法やマネタイズ方法について書かれているわけではなく、長期的に稼ぐサイトを作る方法に特化していますので、本当の初心者が理解していない、テーマやキーワードの具体的な選定方法(このツールをこういう風に使って、得たデータをこのように整理して~など)については書かれていません。
また、サイト構成や Adsence の配置なども、どうしてそのようにするのか、という根本的な理解が及ぶには、基本のスキルがないと難しいでしょう。
そのため、まずは簡単なものでも、一度自分でサイトを作ってみてから読み返すと、より有益な情報を得られるように思います。
初心者の方は、のんくらさんも薦められていましたが、先に以下の本を読んで、サイトを作ってみるといいと思います。
この本の著者である和田亜希子さんも、ブロガー・ライターとしてのキャリアが非常に長く、とてもよい情報を発信されている方です。ブログ全盛時代から、のんくらさんのサイト構成の考え方に近い、サイト構築法である「ミニサイト」を提唱されていた方でもあります。
のんくらさんも、対談で出演されていますよ。
のんくら本のメリットとデメリット
メリット・デメリット、というほどではないと思いますが、一冊の本にすべてを書ききることはできないと思うので、むしろ切り口の問題だと思いますが、こういった側面がありますよ、といった内容を挙げてみます。
メリット
- できるだけライバルと戦わずに、長期間安定した収入を得るためのノウハウが手に入る
- SNS やブランディングに頼らない、オーソリティサイト構築方法がわかる
- AdSence で、より収益を上げるための知識が身に付く
デメリット
- 王道的なやり方なので、簡単に稼げるようにはならない
- AdSence 一本だとやや不安
- SNS などを活用したセルフブランディング(インフルエンサーになる方法とか)や雑記ブログの運営ノウハウなどの説明はない
AdSence 一本で収益を上げるようにとは「一言も書いてありません」ので、ちょっと語弊がありますが、AdSence=Googleだけから収益を得るのはちょっと怖いですよね。いくら上手にサイトを作っても、いつライバルに追い越されたり、サイトが飛ばされるかわかりませんので。
サイト例として挙げている、のんくらさんのサイトも AdSence は貼ってありますが、ASP アフィリと AdSence のハイブリッドのような感じです。(もちろん、他に AdSenceオンリーのサイトもあると思うので、あくまでも一例だとは思います)
また、「オーソリティ」といっても、今流行りのインフルエンサーになる的なアプローチではないので、もしかしたらちょっと勘違いする人もいるかなとも思います。
むしろ、インフルエンサー的な情報はネット上にあふれていますし、サイトの信頼性からオーソリティー化していく形のアプローチに関する情報は乏しいので、逆に非常に勉強になります。
まとめ
以上のように、のんくら本は「長期間安定するサイトを作成したい」人には最適な本です。
また、AdSence がメインではありますが、核の部分は ASP アフィリエイトに応用することも可能ですので、読んで損をしたと思う人は、それほど多くはないと思います。実際に ASP アフィリをメインにされている人たちのツイートでも、その影響をちらほら感じます。
ただ、王道のノウハウが書かれているので、新しく、斬新な方法とかを求めている人や、楽して稼ぎたい人には物足りないかもしれませんね。
本の内容がいいのはもちろんですが、個人的にのんくらさんのあり方というか、人柄を含めて長い間のファンなので、こんな有益な情報を惜しげもなく共有してくれたお礼として記事を書いてみました。
(a-ki さんの「情報サイトでオーソリティーを目指そう!」や染谷さんの「ブログ飯」も、発売後すぐに買いました)
これだけ売れているので、これから先のんくら式のサイトがたくさん作られると思いますが、ASP アフィリよりもジャンルの幅を広くとることができることから競争率が高くないと思いますので、ぜひみんなでよりユーザーにとって有益なサイトを作っていければいいなと思っています。